えいごの時間vol.2-英語はものさし-

みなさま、こんにちは。「えいごの時間」と題して、MOVメンバーの”めぐちゃん”こと富岡恵さんに伺ったお話をご紹介しています。前編では執筆された本のことを中心にご紹介しました。後編はめぐちゃんの仕事スタイルや仕事場としてのMOVについて、です。

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―――3年で7冊のテキストを刊行。執筆速度もどんどん増してますよね?
M: そう。初めの2冊は手さぐり状態で、手順もわからず、ダメだしされて、次にやることの指示を貰って、段々進め方が分かるようになった。初めは2冊出版するのに1年半掛ったのに、今は半年で2冊。1/3になっちゃった。
―――新しい本が出たばかりの頃が一番ホッとしている時期でしょうか。
M: そうなんだけど、毎回毎回大変だったはずなのに、終わるとぜーんぶ忘れちゃう。大変だったこと自体は覚えているけれど、何が大変だったかはぼんやりとしか・・・毎回1日1日ギュッと集中しているし、終わった時点で次にやることが控えてるっていうのもあるかも。
―――執筆だけでも大忙しという風に受け取れますが、レッスンや講義などほかの仕事に支障は?
M: 全く出ませんでしたね。寧ろ相乗効果の方が高かった。大学の授業のほかに新しくセミナーを開講したし、YouTubeでMeglish the Dollも始めたし、ニコ生に出たり、講演しに行ったり、かえって仕事の幅が広がっているかも。本の執筆だけ、の方がつらくて、それ以外の仕事がリフレッシュにもなってとても有り難かった。
その分この1年でスケジュールの組み方がうまくなったし、急な変更があった時の対応力もついた。
毎日毎日の濃度がとても高いです。
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―――仕事場としてMOVはどうですか?
M: 執筆と打合せやレッスンでラウンジを使うし、セミナーで会議室も使ったし、全部ここでまかなえる。
レッスンに来る生徒さんにとってもHUBの駅だし、この場所が丁度私の仕事スタイルに合っていると思います。
M: 初めての本が出たのは、MOVがオープンした年の秋口なので執筆に関してはMOVと一緒に育ってきた感覚。
始めた頃は自宅で執筆していたので、ひとりきりだから煮詰まる上に、仕事時間と家時間の線引きが難しくて。どこかいいところはないか探し始めてMOVに。まだコワーキングスペースがメジャーになる前の、出来立てホヤホヤのラウンジで原稿を書いていました。
締切も迫っていてガッと集中する時期だったので、段階的にもいいタイミングだった。
M:この環境が整った、というのも続けて本を出してこられた理由の一つだと思います。
場所があるから書けるし頭の切り替えができる、きちんと進むからスケジュールを組める、だからさらに進む、で7冊刊行!という流れがつくれた。
M: あとは、スタッフやメンバーのみんなが横目でチラッと見守ってくれているのもよかったと思います。あ、書いてるな、って見てくれているのが励み。
―――横目でチラッと、というのが励みになる?
M: そう、「チラッ」ていうのがいい距離感。
執筆自体は孤独な作業だし、思うように進まなくて疲れちゃうときもある。
そういう日々のことを口に出せる環境がありがたい。新刊が出るよ、っていうとわーーー!って反応してくれるのがまた喜びで。すごく大きな原動力になっています。
コンスタントに仕事をしてこれたっていうのは、リズムが作りやすい、場所がある、自由な働き方ができる、その上、人とも適度に会えるっていうのが大きかったんじゃないかと思っています。
―――ところで、めぐちゃんが英語に関わる仕事を続けている一番の理由はなんでしょう?
M: 私自身、英語が楽しくてしょうがない。やればやるほど楽しい。その熱がほかの人にも伝わればいいなと思っています。楽しくさせる、っていう感じじゃなく、一緒に楽しく!というスタンス。
私がずっと英語を楽しんでいられるのは、どう頑張ったところで一生外国語のまま、完璧にならないところもあると思う。フレーズなり単語なり、ひとつ道具を手に入れるとその道具が役に立ったときにすごく嬉しい、だから楽しい。そういう小さな積み重ねが面白いし、自分の世界が広がっていくのがとても分かりやすい。
―――それはとても分かります。単語ひとつ増えるだけでその分自由になる気がする。
M: 外国語全般に言えることだけれど、知識として技術としてその言語に対する理解が増えていくと、自分を見る物差しにもなる。なぜ、何のためにやるのかっていうのが見えてくる。
本当にやりたいことのために英語が必要なんだと気がつくとみんな上達が早い。勉強の仕方にも如実に変化が表れる。自分のためにやってるんだと納得するからキチンとやるようになる、やると点数あがる、そうすると面白いからもっとやる。ドンドン上手くなる。そうやって変わっていくのをみるのが面白い。
M: 英語とふれあう、向き合うと、本当にこのやり方でいいのかなと考えるようになって、生活スタイルについても考える。色々試していくと、その時の自分にとってベストな状態が分かるから、自分を変えたいとか、煮詰まっている人は、やってみたらいいと思う。
ほかでもなく、自分を知るために。
―――他人の理解のためだけでなく、自分と会話するツールでもあるんですね。
M: そう。外とつながるための言葉なんだけれど、実は内側ともつながるんだなぁと思って。
私はほぼ外国に行ったことがないので、海外で使えた、繋がった経験はほとんどないけれど、英語のお陰で自分の中の世界はものすごく広がった。こういう仕事の仕方も出来るようになったし、本当にやりたいことは何かを追求していく過程で、自分にとって無駄なもの、必要ないものには囚われなくなった。
M: 英語はそもそもそういう言語じゃない?ぐいぐい来るっていうか、What do YOU think?をずっと聞いてくる感じ。
自分の意見を突き詰めて考えないと前に進まない。
そういう風にやっていたらMOVも見つかったし、仲間とも出会えたりする。
そんな気持ちもありながら本を書いています。
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―――英語を学ぶことについてだけでなく、生き方、選び方についても、たくさんのエールやヒントを頂きました。ありがとうございます。ところで一度この「TOEIC」シリーズは完結したようですが、これからの予定は?
M: 次はこのピンクの表紙の「高校英語をひとつひとつ」シリーズを進める予定になっています。
―――どんな内容になるのか楽しみです。ありがとうございました。
めぐちゃんのお仕事をもっと詳しく知りたい方はめぐちゃんのブログでどうぞ!
スタッフ青山

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